【2024現在】日本のお札の人物を歴代で紹介!紙幣の肖像画に描かれた歴史的な偉人一覧
2024年に新紙幣が約20年ぶりに発行されました。
約20年ごとに主要な紙幣のデザインが大きく変わっている日本紙幣。
歴代の日本紙幣に描かれた人物とお札のデザイン変化を画像とともにまとめてみました。
【2024最新】日本紙幣の人物一覧!
2024年に約20年ぶりに発行された新紙幣。
紙幣に描かれる人物は3つの条件をクリアしていることが求められるそうです。
- なるべく精密な写真や絵が残っていること
- 品格があること
- 国民によく知られていること
これまでに日本紙幣として描かれた人物を紙幣ごとに一覧で確認してみましょう。
1万円(10,000円)札になった人物一覧
人物名 | 発行年 |
渋沢栄一(しぶさわ えいいち) | 2024年 |
福沢諭吉(ふくざわ ゆきち) | 1984年 |
聖徳太子(しょうとくたいし) | 1958年 |
5千円(5,000円)札になった人物一覧
人物名 | 発行年 |
津田梅子(つだ うめこ) | 2024年 |
樋口一葉(ひぐち いちよう) | 2004年 |
新渡戸稲造(にとべ いなぞう) | 1984年 |
聖徳太子(しょうとくたいし) | 1957年 |
2千円(2,000円)札になった人物一覧
人物名 | 発行年 |
紫式部(むらさきしきぶ) | 2000年 |
千円(1,000円)札になった人物一覧
人物名 | 発行年 |
北里柴三郎(きたさと しばさぶろう) | 2024年 |
野口英世(のぐち ひでよ) | 2004年 |
夏目漱石(なつめ そうせき) | 1984年 |
伊藤博文(いとう ひろぶみ) | 1963年 |
聖徳太子(しょうとくたいし) | 1950年 |
日本武尊(やまとたける) | 1945年 |
その他のお札になった人物一覧
人物名 | お札の種類(金額) | 発行年 |
岩倉具視(いわくら ともみ) | 5百円札(500円) | 1951年 |
高橋是清(たかはし これきよ) | 50円札 | |
板垣退助(いたがき たいすけ) | 100円札 | 1953年 |
50銭札 | 1948年 | |
二宮尊徳(にのみや そんとく) | 1円札 | 1946年 |
聖徳太子(しょうとくたいし) | 100円札 | 1930年 |
藤原鎌足(ふじわら の かまたり) | 100円札 | 1891年 |
20円札 | 1931年 | |
和気清麿呂(わけ の きよまろ) | 10円札 | 1890年 |
武内宿禰(たけしうちのすくね) | 200円札 | 1945年 |
5円札 | 1899年 | |
1円札 | 1889年 | |
菅原道真(すがわらの みちざね) | 20円札 | 1917年 |
5円札 | 1888年 | |
神功皇后(じんぐうこうごう) | 10円札 | 1883年 |
5円札 | 1882年 | |
1円札 | 1881年 |
お札の人物選定の基準は?
何気なく使用しているお札ですが、お札に描かれる人物選定には注意点があるそうです。
- 極力実在の人物で、業績や知名度が高く、日本を代表するような人物であること
- 偽造防止のため、簡単に複製できず、人の目を引く特徴のある顔であること
お札の人物にはきちんとした意味があったのですね。
【今後】新紙幣は人物以外に変更はあるの?
2024年に新紙幣が約20年ぶりに発行されました。。
偽造紙幣に対する対策。新しい紙幣では、高精細の「すき入れ(すかし)」や最新技術を用いた「ホログラム」を導入。
ただ今後、新しいお札は人物以外に何か変化はあるのでしょうか。
2024年に発行される予定の新紙幣では、「ユニバーサルデザイン」を大きく推進していることも特徴です。
歴代で1番多くお札となった人物は誰?
今までで1番多くお札に描かれたのは『聖徳太子』です。
1930年(昭和5年)に発行が始まった「乙百円券」に初めて採用されてから、戦前2回、戦後5回お札の顔となっています。
お札の人物選定基準である聖徳太子の主な業績や知名度がこちらです。
- 「十七条の憲法」を制定
- 仏教を保護
- 中国との国交回復や遣隋使の派遣
- 法隆寺・四王寺を建立
現在はなかなか見ない『聖徳太子』のお札。
昔の方には聖徳太子の紙幣の歴史が長いため、「銀行券の顔」としてイメージがあったそうです。
また聖徳太子像は、いずれも発行当時の最高額券に採用されたことから、「聖徳太子=高額のお札」というイメージも強かったそうです。
またお札として登場することはあるのでしょうか。
まとめ
2024年に約20年ぶりに発行された新紙幣。
日本紙幣は約20年ごとに主要な紙幣のデザインが大きく変わっています。
歴代の日本紙幣に描かれた人物とお札のデザイン変化を画像とともにまとめてみました。